湘南モノレール 5000系


2004年6月24日、この日湘南モノレールは新たに5000系が加わりました



深沢車庫にて待機中



500形と並んで



5000系は非冷房車であるこの400形と置き換えるために誕生しました



車輌は窓とライトの周りを黒く囲い、窓は400形のように上下に大きくなりました



この日が来るまでに夜中何度も試運転が行われました



300形、400形、500形と続いてきましたが、この車輌は5000系と名付けられました



乗車してみて感じたことは、まず揺れが軽減されていたことです



そして発車時の「ガクッ」とした衝撃もなくなり、とてもスムーズになりました



このモノレールは確実に進化しています



続いて5000系の設備の紹介です



ドアの上には電光案内板が設置されました



ドアは両扉になり開閉時間が短縮されました



座席は今までの赤から青に変わり3+3の集団お見合い方式になりました



この中には非常脱出用の器具が収められています



ドア付近には緊急時の案内板も設置されています



運転台はワンハンドルとなり左下には勾配起動のスイッチがあります



運転室の後ろの座席はなくなり車椅子用のスペースが設けられました



車内は新車独特の匂いがしました



集団お見合い方式の中央部になります



転落防止装置はカーブに強い櫛歯式が採用されています



湘南モノレールは急カーブが多く前の車両がよく見れます



この日、5000系の運用はあるのかと切符売り場の方に聞くと・・・



点検中で未定だと言われました。それでも待つことにしました。



約6時間後、江ノ島駅を出発した500形はずっと無線が流れていました。



西鎌倉駅に着くといつもはすぐ車両交換が行われるのに1分以上待たされました



次の瞬間反対側から5000系が入線してきて、私はあわてて乗り換えました



結局この日は15時から17時までの運用で気が付いたら車庫に戻っていました



5000系は今日も走り続けています



5000系深夜走行試験のお知らせ、5月撮影



5000系の誕生と共に400形は役目を終えることになりました。長い間お疲れ様でした