記者発表資料 平成14年8月21日 都市計画局交通担当課長 野村 宜彦 TEL:671-3515
ドリームランド跡地及びドリームランド線について
標記につきましては,これまで懸案でしたが,このたび,事業者から本市に対する申し入れがありましたので,お知らせいたします。
1 ドリームランド跡地について,鰍tSSから跡地売却の申し入れがありました。 | (1)(株)USSの申し入れ内容
- ドリームランド跡地(約13ha)での中古車オークションの開発計画について,市と開発に関わる事前の相談を進めてきたが,市から,原宿交差点や環状4号線などを中心とした交通問題があることから,慎重な対応を要請されていた。
- 社内で検討を行った結果,当該跡地については,処分する方向で進めていくこととしたので,市に購入してほしい。
(2)本市の対応
- 当該跡地は,緑に恵まれた貴重な地域資源を有している。市は,引き続き(株)USSと協議を継続し,取得条件の整理や,跡地利用の具体化を図るなど,取得に向けた検討を今後進めていく。
2 ドリームランド線について,事業者であるドリーム開発葛yび潟_イエーから運行再開を断念するとの申し入れがありました。 | (1)ダイエーグループの申し入れ内容
ア 検討結果
- 運行再開に向けて小型モノレールの導入による建設費削減等の検討を進めてきたが,需要予測の減少を考慮すると事業採算性の確保ができないことから,ドリームランド線の運行再開は断念せざるを得ないとの結論に至った。
イ 今後の対応
- 事業中止に伴う鉄道施設の早期撤去及び関係機関や地元住民の皆さんへの説明については,誠意を持って対応する。
- ドリームランド跡地周辺のまちづくりについて,できる限り協力する。
(2)本市の対応
- これまでの経緯を十分に認識し,周辺のまちづくりに対してできる限りの協力をしていただくよう,ダイエーグループに強く要請した。
- 今後は,この申し入れに基づき,地元住民の皆さんや関係者との協議を進め,環状4号線の整備に合わせたバス路線の新設など,ドリームランド線沿線の交通対策を検討することとしたい。
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